【知って驚愕!】最強の歌の練習法『リップロール』
皆さま、こんにちは。
姫路の音楽教室 music salon “Moon²” ボーカル講師のTOMOMIです!
梅雨に入り、雨の日が続いていますね…。
私は今年、梅雨入りしてすぐに雨対策グッズを爆買いしました!
今まで普通のレインコートだったり、ディズニーランドで購入したレインコートを着用していましたが
徒歩、自転車、バイク(バイクは乗りませんが…)どんな時にも対応できるレインコートを購入。
フルフェイスのヘルメットのように正面もカバーできるバイザー付き!
完璧すぎる対策!!
しかし、その上から自転車用のヘルメットを着用しているので“ちょっと面白い姿になっているのでは…”と、
できるだけ知り合いに会いたくない気持ちではあります(笑)
さて、本日は私が個人的に最強だと思っている練習法のひとつ『リップロール』のお話をさせていただきます。
リップロールって?
唇を閉じた状態で息を吐き、唇を「プルプルプル…」と震わせながら発声することです。
小さな子供が無意識にしていることもあり、比較的簡単に行えるのでレッスンでよく使っています。
私の娘も生後半年ごろ〜1歳くらいまで、やたらと唇をプルプル震わせておりました。
息を吐くと音が鳴るので、それが面白くて震わせていたんだと思います。
どんな効果があるの?
- 喉をリラックスさせることができる
- 口周りの緊張がほぐれる
- 呼吸筋が鍛えられ、正しい呼吸法が身につく
- 地声と裏声の切り替えがスムーズにできるようになる
- 高い声を出しやすくなる
他にもたくさんありますが、このような効果が得られると
歌がますます上達すること間違いなしです。
うまくできない時は
唇はやさしく閉じる
強く閉じていると息が出しづらくなるので、今にも開きそうなくらいにやさしく閉じましょう。
口角を上げる
両手を使って、唇の端と端を下から持ち上げましょう。
この状態で息を吐くと成功する人が多いので、ぜひ試してみてくださいね!
息の吐き方を確認する
遠くにまっすぐ吐くイメージで、息の量は少なすぎず多すぎず…調整しながらトライしてみましょう。
高い声が出しやすくなるって本当?
最近は声がいい意味で細く、高い歌声が流行っていると思います。
私はどちらかと言うと太い歌声だと思うので、
現状に満足しているわけではありませんが、今の歌声に至るまでかなり苦労しました…。
高音を出す時に力が入ってしまう方は、ぜひリップロールで練習していただきたいです!
それはなぜはと言うと、
リップロールを上手に行うためには喉に力を入れないことがポイントになります。
力を入れてしまうとプルプル震えず、途切れてしまうでしょう。
それを利用して、いつもなら辛い高音をリップロールで出してみてください。
いきなり出すのは難しいと思いますので、
低音からゆっくり引き上げるように出してみましょう。
おそらく始めは高音で力を入れてしまい、リップロールが途切れてしまうと思いますので、
高音域に入ったらより慎重にリップロールを行います。
途切れずに出せたらもうハイトーンボイスは目の前です!
その時の喉の感覚を覚えて、普通に発声する時に思い出してみてください。
こんな人は注意!
上記のように高音域で力が入ってしまう人にはたいへん効果的ですが、
高い声は出るけど、力強い声は出せない(声が細くなってしまう)方には
あまりオススメしません。
このような方にはハミングの練習が良いと思いますので、
こちらの記事を参考にしてみてください。
リップロールを使った練習方法
音をつなげる練習
リップロールが苦手な方はド〜レ、レ〜ミなどのように短い距離で練習してみましょう。
ある程度できるよ!という方はどんどん音の距離を伸ばして、
最終的にオクターブ(ド〜ド、レ〜レなど)くらいの距離で練習してみると
より実践に活かせるかと思います。
低音→高音の上げる移動だけではなく、高音→低音のように下げる移動も行いましょう。
歌手の方もウォーミングアップでよくされているので、おすすめです!
好きな曲を歌ってみる
苦手な方は簡単な曲から始めていただきたいですが(童謡でしたら比較的やさしいかもしれませんね)、
ある程度できる方はお好きな曲をリップロールで歌ってみてください。
できれば始めは原曲のリズム通り歌うのではなく、
全体的に音をつなげるように歌うと効果的だと思います。
さいごに
歌は楽しむことが1番なので、練習もなるべく楽しめる方が続けられると思います。
リップロールはコツを掴めば様々な悩みの練習になります。
そして何より自宅でもどこでも気軽に行えるので、私は最強だと思っております。
もしこのリップロールであっているのかわからなくなった場合は
レッスンで確認し、
指導させていただきますのでお問合せいただければと思います。
それではまた⭐︎
この記事へのコメントはありません。