DTMのはじめの一歩「DAW」ってなんだろう?
DAW(Digital Audio Workstation)ってなんだろう?
今日は、DTMを始める時に初めに疑問が生まれそうなDAWについて紹介して行きます。
DTMにはDAWが必ず必要?
DTMが流行しだして最近では、あまり音楽に興味のない方でもDTMという言葉には
少し聞き覚えがあるぞ!という方も少なくないんじゃないでしょうか?
しかし、「DAW」はどうでしょう?
導入にも書きましたが、Digital Audio Workstationの略で「DAW」と呼ばれています。
DAWは簡単に説明すると、PC内で音声を録音・編集したり、ソフトウェア音源と呼ばれる
楽器の音を鳴らすソフトを扱ったり、最終的に楽曲を聴いてくれる方達の為に聞きやすく調整したり
することができるソフトの総称です。
DAWは絶対必要!
先程の説明を見て頂ければお分かりかと思いますが
DTMをする上で音声や音源ソフトを扱うには必ずDAWが必要になってきます。
例えるなら、絵を描くのにはキャンバスが必要だったり野球をするのにグランドが必要だったりするのと似てます。
DTMとは、DAWを使用してPC上で音楽を作って行くことだと認識して頂ければいいかと思います。
DAWの選び方がわからない!
ひとくちにDAWと言っても、現在はかなり沢山の種類が発売されています。
その中で選び方がいくつかあるのでご紹介したいと思います。
音楽制作に使いたい自分のPCによって選ぶ
まず第一にDAWには対応しているPCのOS(オペレーティングシステム)があります。
一般的には、WindowsかMacかどちらかだと思います。
最近のDAWは、どちらのOSにも対応していることが多いですが
まだ片方にしか対応していないものもあるので要注意です。
Macだけに対応しているDAW
Macにのみ対応しているDAWは
の2種類になります。
Garage bandはiPhoneにアプリとしてプリインストールされているので
ご存知の方も結構いらっしゃるかもしれませんね。
Logic Pro Xに関しては、簡単に言うとGarage band の有料版です。
僕自身も以前はメインのDAWとして使用していました。
Logic Pro Xの特徴
Logic Pro X の特徴としては、Appleが制作していることもあり
Mac PCとの親和性が高いことが1番のメリットでは無いでしょうか。
また、個人的な意見になってしまいますがオーディオ波形編集が使いやすいと感じていました。
MIDIの打ち込みに関しては、当時そこまで不自由を感じていませんでしたが
その後、使い始めたDAWに比べると少しじれったいと感じることも多いです。
しかし、世界的に見ても使用者は多く何か躓いた時に
解決策が多いことはかなりのアドバンテージです。
現在、Macを使用していてGarage Bandに慣れている方でしたらかなりオススメです!
Garage Bandについて
Garage BandはMacを購入したら初めからプリインストールされていたので使っている
という方もいらっしゃると思いますが、かなり自由度の低いDAWになっています。
無料で使えることはありがたいですが、これでしっかりとした制作をするのは厳しいので
少しずつ貯金して早めにLogicに乗り換えてしまいましょう!
Windowsにのみ対応しているDAW
Windowsにのみ対応しているDAWは
などがあります。(他にもありますがあまり使われないので省略します)
僕はMusic Makerはちゃんと触ったことが無いので触れないでおきます。
CakeWalkについて
元々SONARという名前だったDAWが色々ありまして現在Cakewalkになっています。
僕は初めて使ったDAWがSONARだったのでけっこう思い出があったりします。
ちなみにですが、DAWってけっこう高いです。
グレードによってまちまちですが一番高いのとかだと6万位は平気でします。
SONARももちろんそうでした。
でも、CakeWalkは無料なんですよね…
ガチでやるかわからないけどやってみたいって方はとりあえずDLして大丈夫です。
別に機能が悪いとかは全く無いみたいなのでいいと思います。
ただひとつだけデメリットがあるとすると、このDAWに限ったことでは無いですが
一度使ったDAWから他の物への移行はかなり厄介。ということです。
操作方法が結構変わってしまったり、画面の構成やショートカットも全て変わるので
最終的には何年何十年と使って行きたいものを選ぶのがベストだと考えています。
タムラが今使っているDAW
僕が今使っているDAWは、Mac/Windows共にStudio One5というものです。
このDAWはかなり優秀だと思っていて、最近は結構使っている人も増えたかな?という印象です。
オーディオ編集機能、打ち込みのしやすさ、ミックスのしやすさ等どれをとっても
あまり非のつけようが無いと思っています。
たまにプロジェクトを閉じようとした時にソフトが落ちることがあるのでマイナス点はそれくらいかな。
あと、DAWによって再生される音が若干変わるんですがStudio Oneは音が良いと評価されているイメージです。
僕のDTMレッスンを受けている生徒の方には基本的にLogicかStudio Oneをオススメしてます。
そのほかの選択肢として
ここまでに紹介していないDAWで有名なものといえば
とかになるかと思います。(多分まだあります。)
この中の半分くらいは使用したことがありますが最終的にStudio Oneを選んだという感じです。
恐らく今でも人気No1はCubaseだと思いますし
レコーディングスタジオでは、Protoolsが主流です。(厳密にはProtools HD)
なので、ネット上のTipsを多く参考にしたい方はCubaseが良いかもしれませんし
将来レコスタで働きたいエンジニア志望の方はProtoolsに慣れて行くと良いでしょう。
最後に
色々と書いてきましたが、DAWの選び方は本当に好みの部分がかなり大きいと思います。
一部のDAWはネット上で体験版をDL出来ることがあるので、気になるものは試してみて
自分のスタイルに合うものを選ぶのが一番だと思います。
各DAWには得意ジャンルや特徴があるのでその辺りも判断基準になるのかとは思います。
DTMを習いに行くのであれば教室とある程度環境を合わせておくことで
学習がスムーズに進みやすくなると思いますので先生に相談してみてください。
僕が運営する、姫路の音楽教室music salon”Moon²”ではDTMレッスンも行っています。
現在通われている生徒さんはStudio One Logicが半々くらいです。
その辺りの質問からでも大歓迎ですので無料体験レッスンにぜひ遊びに来てください。
(その他のDAWも基本的には操作可能ですので使用DAWが違う際もお気軽にお申し付け下さい。)
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