【ボーカリスト必見】YOASOBIを歌いこなすテクニック伝授!
皆さま、こんにちは。
姫路のボイトレ教室 music salon “Moon²” ボーカル講師のTOMOMIです!
少し前に英賀保駅の近くにオープンしたメロンパン専門店へ行きました。
パン好きとしてはあの店構えを見ちゃうと行かざるおえない…!と思い来店したわけですが
カリカリの美味しいメロンパンを食べることができました(^ ^)
またチャンスがあれば行きたいな〜とリピートする気満々です(笑)
さて、本日は大人気ユニットYOASOBIの曲を歌いこなす為のテクニックをお伝えさせていただきたいと思います!
歌い方の特徴を知ろう
YOASOBIのボーカルikuraさんの歌い方ですが
- 息が多い
- 所々で声を揺らしている
- エッジボイス使うことが多い
私はこの3点が特徴的だなと思っています。
そして、この3点は練習次第で習得可能ですのでぜひチャレンジして見てください♪
息の多い声とは
歌う時に息を”多くする(増やす)”のと”少なくする(減らす)”のは
声の印象が大きく変わります。
多くすると声の芯がぼやけるので囁くような声になり、優しい雰囲気になります。
反対に少なくすると声に芯が出て鋭く強い声になります。
私はどちらもよく行いますが、曲の雰囲気や歌詞の意味を考えて使い分けています。
ずっと息が多いのも少ないのも1本調子になってしまって、単調に聞こえるからです。
使い分けることによって抑揚となり、より伝わる歌になると思います…!
息の多い声を出すには
息の多い声はウィスパーボイスとも呼ばれます。
ただ息を沢山吐けばいいというわけではなく
声を出す位置を口ではなく、胸に集中する。(私はレッスンで「声を胸から出すと思ってください!」と言っています。笑)
ため息をつくように声を出す。
この2点を意識しながら練習をしてみてください♪
一気に息を吐かず、息の量を調整しながら歌ってみましょう。
声を揺らすとは
真っ直ぐに歌う箇所もありますが、声を揺らして歌われることが多い印象があります。
前回の記事でお話しさせていただいたビブラートやこぶしとは違う揺らし方ですが、こぶしに近い揺らし方です。
ikuraさんがされているテクニックで分かりやすいYOASOBIの曲は『大正浪漫』。
Aメロの出だし「ある日突然にそれは」の「れ」の注目してみてください。
このような揺らし方をよくされるので、マスターしたいところですね!
同じようなテクニックでフェイクというものがありますが、
フェイクは曲のイントロ(前奏)・アウトロ(後奏)・間奏などで元々譜面にない歌詞やリズムを「OH〜」「UH〜」などと歌うことを言います。
R&Bに多いイメージですが、様々なジャンルの曲で使われているテクニックです。
こちらもマスターできると一気に歌うま感が増し、ワンランク上の歌唱ができると思います!
声を揺らすコツ
揺らすということは音を早く移動させる(歌う)ことなので、歌いたい曲のテンポよりもかなり遅いテンポで揺らしたい部分を歌ってみてください。
まずは音の移動を確実にできるようになることが大事です!
遅いテンポで歌えたら段々元のテンポに近づけていきましょう♪
エッジボイスとは
エッジボイスとは声帯を閉じて声を出すことで、“ボーカルフライ”とも呼ばれています。
声帯を閉じた状態から少しだけ開いてごく僅かな息で声を出すと、「あ”」という声が出ると思います。
これがエッジボイスです。
喉を開く練習や高音を出す練習にもなるので、オススメのトレーニングです!
ikuraさんはこのエッジボイスを歌う時によく使われています。
『あの夢をなぞって』のサビの入りで「Ah〜」と歌っている箇所が特に印象的で分かりやすいかと思います。
さいごに
YOASOBIの楽曲は難易度の高い曲ばかりですが、練習をするポイントを知ることで少し楽に歌えるようになるのではないかと思います。
このテクニックができているか不安…と思われたら是非music salon “Moon²”をご利用くださいね(^ ^)
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