【歌う学生必見】友達と差がつく歌の練習
こんにちは!
姫路の音楽教室 music salon “Moon²” ボーカル講師のTOMOMIです。
春に初めて花粉症になり、高校生ぶりにカバンに箱ティッシュを入れて出かけました。
もっともっと重度の方もたくさんいらっしゃると思うんですが、
花粉症って辛いですね…。
鼻声でレッスンをして、合間に鼻をかむ。
レコーディングをする時も何度も鼻をかんでコンディションを整えるという毎日でした(笑)
さてさて、本日は学生さん向けにお話をしていきたいと思っています!
カラオケが好きな方、音楽系の部活に入られている方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです(^ ^)
大人と子供では練習方法が違うの?
練習方法は声変わり中の方を除いて、大人の方と何も変わりません。
簡単なウォーミングアップや発声を行い喉を温めてから、歌をうたうようにしましょう。
声変わりについて
声変わり(変声)は個人差がありますが、一般的に14~15歳頃から始まります。
大体3〜4年ほどで落ち着き、その期間に喉にある咽頭の骨格が大きくなって前に出ます。
そして、声帯の周りの筋肉が引っ張られ、長くなります。
この声変わりの期間は高い声が出しづらくなるので、無理をしてしまう方がいますが、
無理して高い声を出そうとすると変な癖がついてしまう恐れがあります。
最悪の場合、声帯に傷がつくことも…。
成長している過程をチャンスと捉え、それを妨げすに最適な練習方法を行いましょう。
声変わり中にオススメの練習方法
- ハミング
- 裏声
ハミングで声の響きを確認したり、裏声を使って声帯に負担をかけずに歌唱することで
声変わり後より早く魅力的な歌い方を手に入れられると思います。
日常生活と歌の練習を両立させるには
歌の練習を生活の一部にしてしまうことが一番です。
学校によって違いますが、音楽系の部活があれば入部を検討してみても良いかもしれません。
実際に私の生徒さまで軽音楽部に入部している生徒さまがいますが、
部活で毎日2〜3時間程度練習をして月2〜4回ボイトレに通う。もちろん、自主練も自宅やカラオケで行う。
そうすると、成長スピードがものすごく早い!
軽音楽部でなくても、合唱部も同じように練習ができて良いと思いますし、
吹奏楽部や箏曲部、ギター部など楽器を演奏する部活も良いですね。
楽器を演奏する部活ではリズム感や息のコントロール、音感を鍛えられるので
実際に歌をうたうわけではありませんが、効果は期待できます!
もし、音楽系の部活がない場合は習い事として始めるのが良いでしょう。
生活の一部に無理やりしてしまうことが上達の鍵となります。
独学で上手くなりたい場合
ご自身でボイトレや歌う時間を作りましょう。
私は中学生の頃は運動部に所属おり、部活から帰ってきたら
必ず30分程度練習の時間を作っておりました。
今思うともっと意味のある練習ができた気がしますが…(笑)
毎日声を出すことがポイントだと私は思います。
歌はメモをとって覚えておくことも大事ですが、ほとんど自分の感覚で覚えておくものです。
なので、基礎が身につくまでは特に歌わなければ一瞬で忘れてしまいます。
良い感じで歌えた時の感覚を忘れないよう、なるべく毎日声を出すことをオススメします。
理想の練習スケジュール
朝 エッジボイスや息のコントロール等の軽めのトレーニングを行う。
昼間 リップロールやハミング等、小声でできる練習をできるタイミングで行う。
帰宅後 30分〜1時間程度で発声練習や歌の練習を行う。
アバウトですが、このように「これをする!」と決めておいて
ルーティン化できると努力は身を結ぶと思います。
自宅で歌うことが難しい場合は小声でできる練習を毎日行えると良いですね!
そうすると、カラオケ等で歌う機会がやってきた時に日々の練習の成果を見せられると思います。
さいごに
毎日練習しなければ…と思うと気が重くなるかもしれません。
練習なくして上達はないと思いますが、練習も心から楽しめるようになると上達は早いと思います!
音楽はまず楽しむこと。
それを忘れずに頑張ってくださいね(^^)
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