Studio Oneの使い方 起動からメインウィンドウ編

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姫路の音楽教室music salon”Moon²”の田村です。

今回からDTMをこれから始めたい方や独学でわからないことが多い方に向けて

田村がメインで使用しているDAWの

「Studio One」について詳しく解説していきます。

Studio Oneには、Primeという無料グレードがありますので

これからDTMを始めたいけれど初めから高価なDAWを買うのは気が引ける…

と言った方にも大変オススメできるDAWです。

一点注意ですが田村が使用しているのは「Studio One5 Professional」という

有料のグレード製品になりますので

画面構成や使用できる機能などに差異がある場合があります。

Primeで制作を進めていく中で音楽制作に本格的に取り組む事を決めた場合は

早めのアップグレードをオススメします。

Studio One5を使った音楽制作の始め方

まずは、Studio One5を起動してみましょう。

※インストールに関しては詳しく解説しているサイト様が
多数ありますのでそちらにお任せします。

インストール作業が完了したら、インストールフォルダから

こちらのアイコンをダブルクリックして起動してください。

※Macの方はDockに、Windowsの方はデスクトップ

またはスタートメニューに追加して

次回以降、素早く起動できるようにしておきましょう。

アイディアが沸いた時すぐに起動して

制作に取りかかれると捗ります。

StudioOne5を起動すると、VSTプラグインや音源などを

読み込んだ後スタートメニューが表示されます。

このような形で起動が完了したら左上から「新規ソング」を選択して下さい。

そして左側のスタイル、インターフェース、ユーザー全ての最上部に

「空のソング」があるので選択し、右側に任意のタイトルを付けておきます。

今回は「Studio One_kaisetu」としました。

タイトル下の部分は保存先のロケーションになります。

これから始める方はこちらをご自身の管理しやすい場所や

内部ストレージの少ないPCをお使いの方は、外付けHDDまたはSSDを利用して

内部ストレージを圧迫する事のない運用をオススメします。

————————————余談——————————————–

私自身は、2TBのSSDを積んだMBPを使用しておりますが以前ストレージ圧迫で

忙しい月末にPCがクラッシュしたことがあります。(OSの入れ直しで復旧しました。)

PCの内部ストレージは詳細は割愛しますが、速度低下や寿命を伸ばす意味でも

理想は半分くらい空きがある状態で運用することが望ましいとも言われています。

外部ストレージを上手く利用して

PCの寿命や速度低下のストレスから開放されましょう。

脱線ついでに私の使用PCのスペックを載せておきます。

購入等の参考になれば…

————————————————————————————

かなり話が脱線してしまいましたが、次にその下の部分を見て行きましょう。

色々な項目が書かれていますが全て細かく説明すると長くなるので

詳しい説明は、また別の機会に記事でアップしようと思いますのでサラッと行きます。

・サンプルレート

音に対して一秒間に何回サンプルを取っていくか、という設定で

詳しく話すと難しく長くなってしまうところです。

一般的には44.1kHzがCD音質、その上が48kHzから

88.2,96.0,176.4,192.0〜と続いています。

いわば時間軸の解像度といったところでしょうか。

私は基本48kHzに設定しています。(仕事によりけりですが)

・解像度

こちらはビットデプスとも呼ばれるもので、音量に対する解像度と解釈して下さい。

16bitよりも24bitの方がより細やかに音量をデータ化します。

floatに関しても難しい話なので今回は割愛致します。

私は基本24bitに設定しています。(こちらも場合によります)

・タイムベース

タイムベースは、この後登場するメインの制作画面での時間の表記方法を示します。

音楽を制作される方は小節に設定しておけば良いかと思います。

たまに誤作動的にここが製作中切り替わってしまって焦ることがあります。

覚えておくと少し役に立ちます。

・ソング長さ

楽曲の長さです。後からも変更可能なので適当で大丈夫です。

・テンポ

楽曲のテンポです。後からでも変更可能なので適当で大丈夫です。

・拍子

楽曲の拍子です。後からでも設定・変更可能なので適当で大丈夫です。

・キー

楽曲のキーです。後からでも設定・変更可能なので適当で大丈夫です。

下の二つのチェックボックスは外しておいて大丈夫です。

ここまでできたら後は「OK」をクリックしてソング設定を完了するだけです。

メインウィンドウの表示

今この記事を読みながら作業を進めている皆さんはこの画面になっていますか?

細かい部分の差異はあるかもしれませんがおそらくこの様な画面になっている事でしょう。

これで楽曲を制作していく準備が整いました。

Studio Oneは様々な作曲サポート機能が用意されており全てを説明していくと

楽曲を作り始める前に頭がパンクしてしまうと思うので

適宜必要なタイミングでお伝えして行きます。

さて、今回はこの辺りで終了して次回から実際に楽曲を作っていこうと思います。

Studio Oneの使い方をメインに紹介していくので

音楽理論や打ち込みなど技術的な部分は割愛する所もあるかと思いますが

出来るだけStudio One標準の音源などを使っていこうと思います。

(別の企画として作曲方法についての記事はあげて行きます。)

Primeをお使いの方も再現できるように出来ればいいなと思いますので

楽しみにしておいて下さい!

また、music salon”Moon²”ではオンラインレッスンも受け付けておりますので

興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

それでは次回も読んでくださいね〜!

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