【どれでも一緒!?】DTMの始め方-DAW編-【ここさえ押さえればOK】

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こんにちは、姫路の音楽教室music salon”Moon²”講師の田村です。

今回はDTMで楽曲制作や、録音などを進めて行くにあたって

その作業を行うソフトウェアである「DAW」の選び方についてご紹介します。

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そもそもDAWってなんだろう?

「DAW」とは、“Digital Audio Workstation”(デジタルオーディオワークステーション)の略称で

発音的には「ダウ」だったり「ディーエーダブリュー」とそのまま読んだりします。

初めにも軽く紹介しましたが、DAWは打ち込みや録音などの作業から楽曲の仕上げまで

音楽制作に関わる作業を行うことのできるソフトウェアだと考えて頂ければOKかと思います。

DAWの選び方がわからない

きっとDTMを始めようと試みたことのある方はもうすでにご存知かと思いますが

DAWは、各社メーカーが色々な種類を発売しています。

そしてメーカー内でもグレード違いで数種類展開されている事も多くあります。

そんな中から自分にぴったりのDAWを選ぶにはどうしたらいいのでしょう?

ここでは、僕の独断と偏見で解決策をお伝えしたいと思います。笑

好きな音楽ジャンルや作りたいものが明確な方

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こう言った方は僕の経験上あまり多くは無いのですが

DTMを始めよう!と思い立った時からすでに音楽ならジャンルが決まっている

また、その他にも作りたいもの、やりたい事が明確になっている場合はそれに適したDAWを選ぶ事ができます。

例えば、録音がメインの作業で打ち込みはやらない。などであれば

録音やオーディオ編集に特化している「Protools」のようなDAWを選べば良いですし

作曲がメインで打ち込みもしっかりとやって行く!などであれば

作曲支援機能や打ち込みのしやすさで定評のある

「Cubase」「Studio One」「Logic Pro」などが候補に上がるのでは無いかと思います。

このように、目的が明確に決まっている場合は簡単に選ぶことが出来そうですね。

教えてくれる友人やスクールが使用しているものと同じにする

daw_2

これが結構大事なんじゃ無いかと個人的には思っています。

あなたの周りにはDTMをすでに始めていて、中上級者になっている友人はいませんか?

または、当教室のようにDTMレッスンがある音楽教室が近所にあったりオンラインで通える状況では無いですか?

もし上記のどちらかに当てはまればラッキーです。

その教えてくれる人がメインで使っているDAWと同じものを書いましょう。

正直言ってDAWは、特化している部分やUIの配置など細かな部分の差はありますが

そのソフト自体が為せること自体はほぼ変わりません。

ですので、自分自身の使いやすさなどは二の次に考えても問題ないのです。

一番大事なことは、教えてくれる人のPCと自分のPCを同じ環境にしてあげること。

もちろん中上級者にもなれば追加のプラグインや音源を多く採用していると思いますので

全く同じ環境というのは現実的に考えて少し厳しいですが、使っているDAWを揃えることはできます。

そして、DAWが同じであれば教える側がより高効率で教えられることはもちろん

教えてもらう側も画面の構成などが同じなので理解がかなりしやすいと思います。

これは僕の話ですが、専門学生時代メインで「Logic Pro」を使っていたんですが

学校では「Protools」を使って授業が行われていました。

Logicなら数年間は使って作業にも慣れていましたし作曲もずっとやっていたので

授業の内容は理解できたのですが、Protoolsに触れたことがほぼなかったので何がどこにあるのか

探すだけでもかなり時間を食われてできるはずの事もかなり進みが悪くなった記憶があります。

このように使用するDAW選びでは、どこで勉強するか。も大きく重要な要素と言えるでしょう。

コスパ重視でいく

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DAWも各メーカー、各グレードによって価格は様々です。

数万円するものから無料のものもあります。

その中で、上記のような理由により選んだDAWは最低でも1万円はするでしょう。

グレードも友人や教室に合わせようとした場合4〜5万円は確実に掛かると思って間違い無いです。

そんな金ねえよって学生さんや社会人の皆さんも多くいらっしゃると思います。

そんな方の為に各社無料版や廉価版のグレードを用意してくれてるので安心して下さい。

まず、無料版やフリーのDAWソフトについてですが基本は「ナシ」です(あくまで僕の意見です)

使えるか使えないかで言うと全然使えるんですが今後のことを考えたら時間がもったいないです。

それで慣れた所で結局最後には最上級グレードを購入するのが目に見えているので(続けていれば…)

最初に無理してでも買った方が良いと言うのが本音です。

DTMは結局作業効率ゲーみたいな所が多くあるので最終的に使う作業環境に早く慣らしていくことは大事です。

または、最上級グレードは高すぎるけれど作業環境はできるだけ近くしたいと言う方は

用意されているグレードの真ん中あたりを狙って導入してみるといいと思います。

また、どうしてもお金がないと言う方は「Studio one Prime」を試してみて下さい。

僕がメインで使用している「Studiio one」と言うソフトの無料版ですが

最上級版と機能的な差異はありますが画面構成や出来ることなどは無料の割にいいので

お金ができたタイミングでアップグレードしてもいいのではないでしょうか。

まとめ

今回はDAWの紹介とその選び方について説明しました。

簡単に要点をまとめておきます。

・目的が決まっていたらそれに合わせたものを選ぶ(分からなかったら聞いてもらっても大丈夫です。わかる範囲でお伝えします。)

・教えてくれる人が居たらその人の環境に極力合わしていく。(超重要)

・値段も値段なのでコスパも考える。(今BFセールなどで安くなってるものもあるかも2021/11/22現在)

です。

地方の音楽教室ではDTMレッスンを行なっているところが多くないかも知れませんが

いい先生に出会いレッスンが受けられると成長効率もグンと上がると思います。

姫路の音楽教室music salon”Moon²”では、対面のマンツーマンレッスンに加えてオンラインレッスンも行なっています。

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください!

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