【ボーカリスト必見】よく聞くエッジボイスってなに?

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皆さま、こんにちは!

姫路の音楽教室 music salon “Moon²” ボーカル講師のTOMOMIです。

もうすぐ夏休みですね!

マスク生活もだんだん解消されつつある最近ですが、

皆さまはこの夏お出かけ予定はありますか?

私は家族と広島県へ旅行の予定をたてています(^ ^)

旅行へ行くと、その土地の食べ物を味わえて良いですよね!

実は広島県への旅行は2回目で、前回はラーメンを食べました。

今回はお好み焼きを食べる予定…!今からワクワクが止まりません!

自分へのお土産も欠かさない主義で、広島県では今回も「生もみじ」を購入しようと考えています。

他にも美味しそうなお土産と出会えたらいいなぁ…

って、食べ物のことばかり考えてしまう…!気をつけます…!

さて、今回はボイトレ動画や教則本でよく聞く『エッジボイス』についてお話したいと思います。

『エッジボイス』とは

woman in black t shirt singing
Photo by cottonbro studio on Pexels.com

「あ゛あ゛あ゛」というようなブツブツした声で、声帯を閉じながら発声した時に出る声です。

“ボーカルフライ”とも呼ばれます。

揚げ物を揚げている時の音をイメージすると分かりやすいです。

エッジボイスの前にまず試すべき『声帯閉鎖』とは

person reading a book
Photo by RF._.studio on Pexels.com

こちらも歌を勉強しようと思うと、出会う確率が高いワードです。

名前の通り、声帯が閉じている状態のこと。

声帯は向かい合った2枚のひだでできており、その間に空気が通るようになっています。

ひだが完全に開いていると、間に通る空気は息として外に出て、声は出ません。

ひだが完全閉じているときも空気が通らないので、声は出ません。

普段喋る時もひだは開いたり閉じたりしているわけですが、無意識で行っている為、

歌う時はこのひだの開きを自分でコントロールして調節する必要があります。

つまり、声帯を意識的に閉じた状態を維持するテクニックを”声帯閉鎖”といいます。

『声帯閉鎖』をやってみよう!

man holding microphone
Photo by Papa Yaw on Pexels.com

まず、息を止めてみましょう。そして、息を吐いてみます。もう一度止めます。

これを繰り返していると、声帯が閉じたり開いたりしているのが、

なんとなく感じられるかなと思います。

声帯が閉じている感覚を掴むことが大切です。

『エッジボイス』をやってみよう!

photo of woman singing in music studio
Photo by Papa Yaw on Pexels.com

上記のトレーニングで感覚が掴めたら、息を止めた状態から少しだけ声を出してみます。

この時「あー」と綺麗な声を出すのではなく、

慎重に「あ゛ー」というブツブツ声を出してみましょう。

声帯はわずかに開いている状態になります。

「できないなぁ…」「これで合ってるのか?」という方は

息を優しく吸ってからブツブツ声を出してみましょう。

完全に閉じた状態から行うよりも成功する確率は高いと思います。

できるようになったら、どんなメリットがあるの?

question marks on paper crafts beside coffee drink
Photo by Leeloo Thefirst on Pexels.com
  • 声帯をリラックスさせて歌うことができる
  • 息漏れを改善できる
  • 表現力が豊かになる

このようなメリットがあり、歌唱力アップが大いに期待できます。

声帯をリラックスさせて歌うことができる

まず、エッジボイスは声帯がリラックスした状態でないと、上手くできません。

声帯に無駄な力が入っていると、喉が締まったような苦しそうな声になってしまいます。

なので、エッジボイスを出した時の喉の状態を覚えましょう。

無駄な力が入っておらず、しっかり脱力できているかと思います。

以前、喉の脱力についてもお話させていただきましたので、

こちらも参考にしてみてください(^ ^)

息漏れを改善できる

歌をうたう時に息が多くなってしまう人がいます。

なぜ多くなってしまうのかと言うと、

声帯にある筋肉で閉鎖筋というのがあり、その筋肉の力が弱い方に多いです。

閉鎖筋は声帯を閉じるために使う筋肉で、

この筋力が弱いと声を出した時にしっかり閉じることができないので、

息漏れが起こってしまいます。

声帯閉鎖やエッジボイスは閉鎖筋の筋トレになりますので、チャレンジする価値ありですよ!

表現力豊かになる

エッジボイスを歌いながら使ってみましょう。

私はエッジボイスが好きで、よく使います(笑)

歌の中で使うと、使い方によっては切なさや儚さを表現できたり、可愛さを表現できたり…

歌声が色づくような感じがして面白いですよ(^^)

以前、マカロニえんぴつさんの『リンジュー・ラヴ』をカバーさせていただいたんですが、

Aメロの「あなた」という言葉の時の「あ」でエッジボイスを使っています。

この曲中もですし、その他の曲でも沢山使っているので、ぜひ参考にしてみてください♪

さいごに

今日お話した『エッジボイス』ですが、

聞いたことあるけど、よく知らなかったな…という方も多かったかなと思います。

歌うためにはとても大切でめちゃくちゃ使えるテクニックですので、

皆さまぜひチャレンジしてみてくださいね!

生徒さまに「これで合ってますか?」と言われることランキングで上位にランクインするのも

『エッジボイス』なので、不安な方はぜひ体験レッスンにいらしてくださいね!

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