【本気で歌を学びたい方必見】腹式呼吸を習得しよう
皆さま、こんにちは!
姫路の音楽教室 music salon “Moon²”
ボーカル講師のTOMOMIです。
夏休みが明けて、すっかり秋になってきましたね。
お買い物へ出かけると、秋服や秋っぽい食べ物が沢山!
そして、先日私は娘と一緒に姫路動物園へ行ってきました。
姫路城も近いし、娘に楽しんでもらえるスポットとして、最高の場所です(^ ^)
娘は鳥や羊が好きそうでした♪
さて、本日は発声の基礎【腹式呼吸】について、お話させていただきます。
腹式呼吸とは
『横隔膜』を使っておこなう呼吸法です。
肺の底に空気を入れるイメージで、
息を吸うとお腹が膨らみ、息を吐くとお腹が凹みます。
注意点
息を吸った時に、肩が上がっていないか確認しましょう。
肩が上がっていると、胸式呼吸になっている可能性があります。
胸式呼吸って?
肋骨を広げて、胸に空気を取り入れる呼吸法です。
普段、喋る時は大体の方が胸式呼吸で呼吸を行っていると思います。
しかし、歌う時にこの呼吸を行うと、
腹式呼吸と比べた時、
胸式呼吸は沢山の空気を肺に入れることができないため、おすすめできません。
腹式呼吸の方法
まず、息を全て吐き切ります。(口からFu〜)
そして、背筋を伸ばして、鼻からゆっくり息を吸い込みます。
このとき、肺の底に空気を入れるイメージで吸い込みます。
つぎに、口からゆっくり息を吐き出します。
このとき、吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりで
ゆっくり吐くのがポイントです。
上手くできない時は
仰向けに寝転んで、ゆっくり呼吸をしてみましょう。
そして、お腹の動きに注目してみてください。
自然とお腹が膨らみ、凹む動きが確認できるはずです。
起き上がっている時よりも、寝転んでいる時の方がコツを掴みやすいと思いますので、
起き上がってやってみる
寝転んでやってみる
これを何度も繰り返して、腹式呼吸を習得できるように頑張りましょう。
腹式呼吸の実践動画
具体的な練習方法
腹式呼吸がなんとなく分かってきたら、
ぜひ日々の練習にトライしてみてください。
「メトロノームを使う腹式呼吸の練習方法」
- メトロノームをお好きなテンポ(速さ)に設定。
- テンポに合わせて、4拍分ゆっくり息を吸う。
- テンポに合わせて、8拍分ゆっくり息を吐く。
- これを繰り返す。
お腹に手を当てて、お腹の動きを確認しながら、行ってみましょう。
リズムの練習もできるので、おすすめです。
「歌いながら腹式呼吸を意識する方法」
- 息つぎを行う箇所を事前にチェックする。
- 息つぎ〜次の息つぎまでに、息を使い切るように意識する。
- 息を使い切れたら、次の息つぎでガッと沢山の息を吸えるので、またそれを使い切るように意識する。
- 逆に使い切れる量を吸うように意識する。
腹式呼吸で息をコントロールする方法になります。
初めは難しく感じるかもしれませんが、
慣れるとこの呼吸法がベースになるので、続けてみましょう。
さいごに
歌の練習は歌うことにばかり目を向けがちで、
呼吸法や息のことはあまり注目されません。
なので、この機会にご自身の呼吸法や息のコントロールの仕方に注目して、
改善が必要であれば、しっかり向き合ってみてください。
当教室では、こういったご自身の状態もレッスンで見させていただいております。
マンツーマンだからこそ一人一人に寄り添えたらと思っています。
気になる方はぜひ体験レッスンにいらしてくださいね!
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