【歌い方が変わる!】息が続かない人のためのブレスコントロールテクニック

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皆さま、こんにちは!

姫路駅から徒歩3分、音楽教室 music salon “Moon²”(ミュージックサロンムーン)

ボーカル講師のTOMOMIです。

歌を歌う時に息が続かなくて、上手く歌えないことはありませんか?

実は見逃しがちな”息”のこと。

特に、息が続かないという悩みは、多くの人が抱えている問題です。

そこで本日は、上手なブレスコントロールのテクニックをお伝えいたします

ブレスコントロールとは何か?

ブレスコントロールはこういうこと

cute little girl outstretching arms covered with paints
Photo by Allan Mas on Pexels.com

歌を歌う時に、息を自分でコントロールして使うことを表します。

なんとなく息継ぎのタイミングで、吸えるだけ沢山吸って、またなんとなく息継ぎをする…。

これは正しいブレスができていません。

あるタイミングで、リズムよく一定量を吸い、その吸った息を上手に使うことが

正しいブレスであり、正しいブレスコントロールなのです。

なぜ重要なのか

woode letters on a brown surface
Photo by Ann H on Pexels.com

一見、歌に関するテクニックの中でも細かい部分に見えるかもしれませんが、

ブレスコントロールは非常に重要です。

それは、息の使い方が歌唱力に大きな影響を与えるからです。

息が途切れてしまうと、歌詞をうまく伝えられず、また、声質や音程にも影響します。

息継ぎをした後すぐの歌声も、息継ぎをする手前の歌声も

どちらも歌詞がはっきりと聞き取れる状態が良いですよね。

そのために自身でコントロールをする必要があるのです。

歌唱に与える影響とは

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Photo by JÉSHOOTS on Pexels.com

ブレスコントロールがうまくいくと、より長いフレーズを一息で歌うことができます。

また、音程を安定させることも可能になります。

逆に、ブレスコントロールがうまくいかないと、

歌いたい部分をうまく歌えなかったり、音程がずれることもあります。

さらに上級者は、部分部分でわざと息の多い歌声を使ったり、息の少ない声を使ったり、

息で抑揚をつけて感情表現を行うこともあります。

息が続かない人のためのブレスコントロールトレーニング

基本的なトレーニング

relaxed woman lying on playground
Photo by Anna Shvets on Pexels.com

基本的なブレスコントロールのトレーニングとしては、

腹式呼吸のトレーニングがあります。

正しい呼吸法を身につけられるのと同時に、

ブレスコントロールにも繋がるので一石二鳥です!

声量をコントロールするトレーニング

cheerful young woman screaming into megaphone
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

声量もまた、ブレスコントロールと密接に関係しています。

息を多く使うと声量が大きくなり、少なく使うと小さくなるのです

息が続かない方は、息を序盤で多く使ってしまっている可能性があるため、

なるべく息の量を少なく、そしてその量をキープするように意識しましょう。

ブレスコントロールの効果的な練習方法

毎日実践すべき!簡単なロングブレストレーニング

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Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

メトロノームを使うことをおすすめします。

4拍かけて鼻からゆっくり息を吸い、次に8拍かけて口から息を吐きます。

息の量は一定に保つように意識しましょう。

ある程度できたら、息を吐く量を増やしたり、減らしたりして、

様々なパターンで練習を行ってみましょう。

ポイントは息を吐く量を一定に保つことと、きちんと息を吐き切ることです。

練習を続けることで得られる変化

man doing a skateboard trick
Photo by Zachary DeBottis on Pexels.com

毎日の練習を続けることで、肺にしっかりと息を入れられるようになり、

より長いフレーズを一息で歌えるようになります。

また、音程の安定感も向上します。

さらに、自分の思い通りの声量で歌えるようになるため、表現力も豊かになるでしょう。

さいごに

ブレスコントロールは、一見簡単に見えて

意外と難しいテクニックかもしれません。

しかし、地道にトレーニングを続けることで確実にスキルアップできるテクニックです。

ぜひ、今日からでもブレスコントロールの練習を始めてみてくださいね!

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