【全力で歌っちゃう男性必見!】楽に高い声を出すためのコツとは
こんにちは!プロから学べる姫路の音楽教室 music salon “Moon²”(ミュージックサロンムーン)
ボーカル講師のTOMOMIです。
みなさんは、友達や大切な人とカラオケに行った時、
高い曲に挑戦したくても、なかなか高い声が出せずに悔しい思いをしたことはありませんか?
今回は、高い声を楽に出すためのコツをご紹介します。
きっと、いつものカラオケがより楽しく変わるはず…!
次回のカラオケに備えて、今のうちに練習していきましょう!
基本から学ぶ!高い声を出すためのボイトレテクニック
高い声が出せない、声を張り上げてしまうという男性は多いですが、
正しい歌い方を身につければ、楽に高い音域をカバーできるようになります。
呼吸法の基礎知識
見落としがちな項目ですが、歌唱時の呼吸法が鍵となります。
高い声を楽に出すためには、基礎知識として正しい呼吸法をマスターすることが不可欠です。
まず、息のトレーニングから始めましょう。
腹式呼吸を用いて、深く、ゆっくりと息を吸い、同様に息を吐く練習をします。
高い声を出す以前の問題で、そもそも歌う時の状態があまり良くない場合が多いです。
以前、腹式呼吸について詳しく記事にまとめましたので、
そちらの記事に書いてあるポイントや練習法を参考にしてみてください。
正しい姿勢と体の脱力
さらに基本となるのは、正しい姿勢と脱力です。
姿勢が良ければ、呼吸がスムーズになり、声帯にかかる負担も軽減されます。
- 立った状態で前屈を行う。
- 思いっきり脱力する。(腕はプランプラン)
- そのままゆっくりと身体を起こし、まっすぐ立つ。
最後は背筋を伸ばし、肩の力を抜いて立つことがポイントです。
この状態が正しい姿勢になります。
これにより、腹式呼吸がしやすくなり、高い声を出しやすい状態を作り出せます。
また、リラックスすることで喉の緊張を和らげ、
無理なくクリアな高音を生み出すことが可能になります。
歌唱時には、これらの点に注意して、リラックスした状態での正しい姿勢を心掛けましょう。
声を高くするための発声練習
声帯を柔軟にするためのリップロールやハミングの練習が効果的です。
どちらのトレーニングも以前、記事にまとめており、
それぞれ練習法を記載しております。
これらは声帯を適切にウォームアップし、高い声を出す準備を整えます。
また、スケール練習を行い、徐々に声域を広げていくことも大切です。
こちらの動画のラストのような感じで、
リップロールやハミングでスケール練習を行ってみましょう。
歌において高い声は魅力的な要素の一つ。
これらの発声練習を日々のルーティンに取り入れ、あなたの歌声を次のレベルへと引き上げましょう。
実践編!高音を出すための具体的な練習方法
無理な力で高音を出そうとすると、声帯に負担をかけ、声の疲れやダメージにつながります。
そこで、高音域でも力み過ぎず、クリアな音を出すために効果的な練習方法とは…!
スケール練習で音域を広げる
スケール練習は、歌唱テクニックを磨きながら音域を広げる効果的な方法です。
具体的には、ピアノやキーボードを使って、
ドレミファソラシドと少しずつ音を上げていく練習が有効です。
一気に高音域を出せるようになりたいとは思いますが、
声帯への負担を考えると、段階を踏んで徐々に出せるように練習していく方が安全です。
また、正しい呼吸法を意識しながら行うことで、声の安定性も向上します。
毎日コツコツと練習を積み重ねることで、自然と音域は拡大していくでしょう。
ファルセットを使う
ファルセットを出す時の声帯の状態はリラックスしており、
通常よりも緊張せず、薄く振動します。
正しいファルセットの使い方では、まず適切な呼吸法が必要です。
ため息のように優しく息を吐きながら声を出すことで、声帯にかかる圧力を減らし、
スムーズに高い音域を出すことができます。
地声でパワフルに歌いたい方も、声帯をリラックスさせるコツを掴むために
ファルセットをマスターしましょう!
高音を出すためのアーティキュレーション練習
この練習方法は少しステップアップした練習方法で、より実践的な練習になります。
- 母音のみで発声したり、歌唱する。
- 歌詞の子音をしっかりと発音する。(特にk、s、t、破裂音など)
これらのアーティキュレーション練習を日々の練習に取り入れることで、
高音部分でも力強く、そして美しい声を保つことが可能になります。
解説をすると、
【母音のみで発声したり、歌唱する】のは
響きを繋げる狙いがあります。
響きなバラバラな歌唱は、音程が合っていたとしても上手には聞こえません。
素敵な歌声に近づけるには、響きはとても重要なんです。
母音は「a」「i」「u」「e」「o」、
それ以外の言葉は「子音」+「母音」で構成されています。
子音はそれぞれ発音が変わってくるため、基礎的な響きを整える練習には不向きです。
そのため、母音のみで発声・歌唱がおすすめになります。
【歌詞の子音をしっかりと発音する】のは、
さっきと真逆ですが、言葉をはっきりと聞かせるための練習になります。
私がよく行なっていたのは、囁き声で本気で歌う練習です。
この練習は「k」「s」「t」「破裂音(p,b)」の強化が期待でき、
歌声にパンチがない方にぜひ試していただきたいです。
高音が苦手な男性も、これらの練習を積むことで、
さらなる全力のパフォーマンスが期待できるでしょう。
高音が出にくい?解決策とトラブルシューティング
高音域の声を出すことは、多くの男性にとっての挑戦です。
全力で歌いたい男性は、各ポイントを守りながら、高音域の壁を乗り越えてください。
高い声が出ない時のチェックポイント
- 正しい姿勢を保てているか。
- 無理な呼吸法になっていないか。
- しっかりウォームアップできているか。
「いつもより出ていないなぁ」という向けのチェックポイントになります。
最後の「ウォームアップ」は、喉を温めるということ。
カラオケで1番初めに高音の曲を歌うのって、めちゃくちゃハードですよね。
自分の出しやすい音域の曲をチョイスする方が多いはず。
それと同じで練習の際も、いきなり歌うのではなく、
しっかり発声をして、喉を温めることが大切です。
これらのチェックポイントを意識し、効果的な発声法を取り入れていきましょう。
こんな時は高音練習ストップ!
声がかすれ始めたり、喉に過度なストレスを感じたりした時は練習をストップしましょう。
これらのサインは、体が休息を必要としているという明確な兆候。
喉を壊して高音を出せるようになったという人もいると聞きますが、
正しい高音発声の習得ではありません。
声がかすれる、喉に疲れを感じた場合は
一度歌うのをやめて、リズム練習などの声を出さなくてもできる練習に切り替えましょう。
さいごに
高音域を楽に歌うアーティストが増えてきた事もあり
特に男性において高音域の発声を求める方が増えてきています。
しかし、高音域の開発には喉を痛めるリスクが付きまといます。
実際、ご自身で高音発声にチャレンジしたあなたは喉が痛くなってしまったり
出るには出た気がするけれど叫び声のような歌声になってしまっていませんか?
独学での高音発声習得は難航することが予測されます。
そんなあなたには、ボイトレスクールでのレッスンをお勧めします。
例えば、週1回1ヶ月に4回のレッスンを3ヶ月続けてみてください。
きっと今よりも楽にのびのびと、魅力的な高音を出せるようになります。
姫路のボイトレ教室music salon”Moon²”ではオフラインはもちろんオンラインでの受講も可能です。
LINEでレッスンがない時にも質問・アドバイスが受けられるサービスも付属していて
いつでも、どこからでも上達の手助けが受けられます。
今なら無料の体験レッスンを行なっておりますので是非一度お試し下さい。
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