【カラオケ好き必見】自分にぴったりのキーを見つけるコツ

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こんにちは!姫路駅近の音楽教室 music salon “Moon²”(ミュージックサロンムーン)

ボーカル講師のTOMOMIです。

突然ですが、カラオケ好きのみなさん!

カラオケでのパフォーマンスを格段にアップさせたいと思いませんか?

そんなあなたに、自分の声にぴったり合うキーの見つけ方をご紹介します。

歌う曲が決まっても、そのままのキー(原曲キー)で歌うと声が出にくかったり、

高音が苦手だったりすることはありませんか?

今回は、そんな悩みを解消し、カラオケでのパフォーマンス向上につながるコツをお伝えします。

自分のベストキーを見つけて、次回のカラオケに備えましょう!

カラオケで自分の音域にキーを合わせるメリット

young woman in black eyeglasses using a microphone
Photo by Mikhail Nilov on Pexels.com

カラオケは好きな曲を気軽に歌うことができるので、

音楽好きにとって最高の場所ですよね!

単なる楽しみだけでなく、自分のパフォーマンスを最大限に引き出す場でもあります。

自分の声質に合ったキーを見つけることは、

自身のパフォーマンスを最大限まで活かせるメリットをもたらします。

適切なキー選びによって、声の負担を減らし、歌唱力を自然と高めることができるのです。

なぜキー調整が必要なのか?

diverse little classmates speaking near whiteboard during lesson at school
Photo by Katerina Holmes on Pexels.com

自分の歌唱力を最大限に発揮するためには、キー調整は欠かせません。

なぜなら、元の曲のキーが自分の音域に合っていないと、

本来楽に出せている良い声とはかけ離れた声を無理に出そうとしたり、

低すぎて声が出にくかったりするからです。

自分の声域に合わせてキーを調整することで、

歌の表現力が増し、より楽しくカラオケを満喫できます。

キー調整をマスターすることで、カラオケのパフォーマンスが格段にアップするのです。

原曲キーと自分のキーの関係

woman wearing black sleeveless dress holding white headphone at daytime
Photo by Tirachard Kumtanom on Pexels.com

原曲のキーが自分にとって高すぎたり低すぎたりすると、歌いにくく感じることがあります。

原曲キーは、その曲を歌うアーティストが歌いやすいキーになっているため、

歌いにくい曲があって当たり前です。

声質が似ているアーティストであれば、原曲キーのまま歌っても違和感なく歌えると思いますが、

違和感を感じるようであれば、キー設定を見直してみてください。

自分のベストキーを見つけよう!

jump shot photography of two women
Photo by Yuri Manei on Pexels.com

多くの方が「どのキーが自分に合っているのか分からない…。」と、悩んでいます。

どんな曲を歌う時もキーに悩むことがないよう、キー設定のポイントを掴んでいきましょう!

自分の音域を知る

woman wearing blue jacket sitting on chair near table reading books
Photo by George Dolgikh on Pexels.com

自分にぴったりのキーを見つけるコツの一つは、まず自分の音域を知ることです。

音域とは、最低音から最高音までの範囲を指し、

これを把握することで、歌声が最も魅力的に響くキーを見つけ出すことができます。

カラオケでは、曲ごとにキーを調節する機能があるため、

自分の音域に合わせて調整することで、無理なく心地よい歌唱を楽しむことが可能です。

音域を知ることは、カラオケでのパフォーマンスを向上させるだけでなく、

自信を持って歌うための大切なステップです。

ピアノなどの鍵盤を使って、自分が出せる低い音〜高い音(裏声を含む)を探してみてください。

自分の音域を知り、キーを見つけることで、カラオケの楽しみ方が格段にアップします。

ジャンルでキーを変えてみる

crop sportive couple clasping hands in gym
Photo by Julia Larson on Pexels.com

自分の音域の範囲内で、

例えば、ロックは力強い声で歌いやすい低めのキーに設定してみたり、

ポップスは明るく軽快に歌えるように少し高めのキーにしてみたり。

ジャンルによってキーを変えることで、

さらに自分の声域を理解し、バリエーションのある歌い方ができるのではないでしょうか。

実際に私は、歌で使える音域はE3〜A#5ですが、

地声はD5まで出すことができます。それ以降は裏声です。

(真ん中のドはC4(Middle C)です。※C4は女性が出しやすいド、男性は少し高いド)

パワフルに歌いたい時は、少し楽なキーに設定して、

メロディーの一番高い音がB4かC5になるように設定します。

少し可愛らしく歌いたい時は、裏声を多く使う前提でキーを考えます。

このように自分の音域が分かると、すぐにキー設定ができるので、便利です。

音域がわかったら、ぜひ曲の雰囲気に合わせて設定してみてください。

カラオケで歌いやすいキー設定のコツ

a person touching piano keys
Photo by Mikhail Nilov on Pexels.com

自分の声域に合わせた歌いやすいキーを見つけることで、

ストレスなく歌唱を楽しむことができます。

皆さまのカラオケタイムをさらに充実させられるように

キー設定のコツをお伝えします。

高いキー、低いキーそれぞれの対処法

girl holding black dynamic microphone while looking above
Photo by Pixabay on Pexels.com

高いキーが苦手な方は、曲のキーを自分の声域に合わせて下げましょう

地声のピークで判断することをおすすめします。

メロディーの一番高い音に合わせて、地声のピークより1つか2つ下げると楽に歌えるでしょう。

一方、低いキーが出にくい場合は、自分の声域に合わせてキーを上げましょう

自分が楽に出せる低い声に合わせると、歌いやすくなります。

低い声が出せないのは、力みが原因の場合もあるので、

脱力して声を優しく響かせるイメージで出してみてください。

思っているよりも低い声が出せるかもしれません。

キー変更がもたらすパフォーマンスへの影響

desperate screaming young boy
Photo by Keira Burton on Pexels.com

自分の声域に合わない曲を歌うと、声が出にくかったり、高音が苦しくなることがあります。

「自分の音域が狭いからだ!」と、がむしゃらに練習を重ねる方もいますが、

喉にかなりのダメージを与えているかもしれません。

キーを自分の声域に合わせて調整することで、

歌唱時の負担を減らし、快適に歌うことが可能になります。

どうしても原曲キーで歌いたい場合は、

無理せずに裏声を混ぜながら歌唱してみましょう

同じ曲でも異なるキーで歌う楽しみ方

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Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実は同じ曲をいつもと異なるキーで歌うのも、練習に最適なんです!

「音域を広げたい」とお悩みの方は、

楽に出せるキーから段階的にキーを上げていくことで、徐々に音域の拡大が期待できます

もちろん1つ上げるごとに、練習は必要です。

「いつもより落ち着いた雰囲気で歌いたい」とお悩みの方は、

低い音が出せる範囲で、いつもよりキーを下げてみるのもいいと思います。

曲の表情を変えてみるのも一つの楽しみ方です。

さいごに

レッスンに来られる生徒さまの中で、

「原曲キーで歌いたい」と仰る方は半数以上です。

そして、なるべくアーティスト本人と同じように歌いたいからと、無理をされる方も…。

お気持ちはすごく分かるので、そんな生徒さまには生徒さまの意見を尊重し、キー変更は勧めません。

ご自身の出しやすい歌い方で困難な箇所をカバーして歌うように指導しています。

ただ、ご自身に合ったキーに変更すると、喉に負担がかからないのはもちろん、

余裕ができるので、さらなる歌唱力の向上につながります。

自分の理想はどのような歌なのか、合った方をチョイスしてみてくださいね!

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